ウクライナ情勢巡り 米、NATOが文書でロシアに回答(2022年1月27日)
緊張が続くウクライナ情勢を巡り、アメリカとNATO=北大西洋条約機構はそれぞれロシアが求める安全保障に関する要求に文書で回答したことを明らかにしました。
アメリカ、ブリンケン国務長官:「本日、アメリカのサリバン駐ロシア大使がモスクワで我々の回答文書を届けた。ロシアが選択すべき外交的な道筋を示したものだ」
ブリンケン国務長官は軍事行動への懸念などを文書に盛り込んだとしたうえで、数日中にもロシアのラブロフ外相と改めて協議する見通しを示しました。
NATOも事態の沈静化を呼び掛ける文書を送ったとした一方、ロシアが求めるNATOの東方への拡大中止には「加盟は各国の判断」との原則を改めて強調しました。
パリではロシア、ウクライナ、ドイツ、フランスの4カ国の高官協議が予定を大幅に超えて続けられましたが、事態収拾のめどは立っていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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