米への移民希望者“排除法” 連邦最高裁が継続認める判断(2022年12月28日)
トランプ前大統領が導入したアメリカへの移民希望者を排除する法律について、連邦最高裁判所は継続を認める判断を示しました。
アメリカの連邦最高裁判所は27日、ビザを持たない移民希望者の大部分を即座に送還することを可能にする法律「タイトル42」について、5対4で当面の間、継続する判決を下しました。
バイデン大統領は撤廃を公約にしていましたが、共和党の要求が最高裁で認められた形です。
中南米では新型コロナや自然災害で政情不安が高まり、ビザを持たずにアメリカに渡る人の数は、今年9月末までの1年間で過去最多の237万人を記録しました。
テキサス州の国境の街ではシェルターがすでに満員で、厳しい寒波のなか、撤廃の判決を期待していた移民希望者が一気に越境して人道危機が深刻化する可能性もあります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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