秋葉大臣 事実上の“更迭”約2カ月で閣僚4人交代に(2022年12月27日)
岸田総理大臣は政治とカネを巡る問題などが指摘される秋葉復興大臣を27日午後に交代させる方針です。事実上の更迭となります。
（政治部・平元真太郎記者報告）
秋葉大臣が辞任すれば、およそ2カ月間で4人もの大臣が交代する異常事態となり、政権への打撃は避けられません。
秋葉復興大臣：「最終的には総理がお決めになることだと。少なくとも私自身に関することについては、何一つ法令に違反することはなかったというふうに認識しております」
秋葉大臣は臨時国会で政治とカネの問題などを巡り、野党から辞任要求を受け続けていました。
総理周辺は「通常国会でまた、あれが続くことを考えると厳しい」と話し、仕切り直す必要性があるとしています。
年明けに内閣改造を行い、複数の閣僚の交代も検討されましたが、新たな閣僚にスキャンダルが出れば政権の致命傷となりかねず、秋葉大臣だけの交代にとどめ、リスクの最小化を図るかたちです。
この後、まもなく秋葉大臣が辞表を提出し、その後、岸田総理が交代の理由や後任人事などを説明する見通しです。
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