取材中に停電もすぐに復旧…“戦時下でも通常営業”生活維持にスーパーマーケットが一役 ウクライナ|TBS NEWS DIG
2022年のクリスマス。戦争が影を落とすなか、いつもとは違った形のメッセージが多く寄せられました。
チャールズ国王
「クリスマスは、愛する人を失った全ての人にとって特に心が痛む時期です」
イギリス・チャールズ国王の初めてのクリスマスメッセージ。亡くなったエリザベス女王をしのぶとともに、紛争などに直面する人々に思いを寄せました。
そして、ローマ教皇フランシスコは…
ローマ教皇フランシスコ
「この無意味な戦争を即時に終わらせる力のある者たちの心を(神が)啓蒙しますように」
ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとする「戦争が飢餓を引き起こしている」と訴え、「無意味な戦争」を直ちに終わらせるよう求めました。
ロシア軍の侵攻開始から10か月となったウクライナ。キーウ駅構内にはクリスマスツリーが飾られ、家族連れらが記念撮影をしていました。このツリーには特別な仕掛けが。
記者
「空爆で停電が続いていますので、こうして人力で電気を起こして、ツリーに灯りをともしているんです」
人々が順番に自転車を漕ぎ、ツリーに灯りをともしていきます。
市民
「私の夫はいま(激戦地の)バフムトで戦っています。とても心配です」
「ウクライナの勝利を願っています」
去年まではスケートリンクができ、賑わっていた場所も今年は真っ暗。戦争は生活に深刻な影響を与えていますが…。
記者
「キーウの人々は日常を維持しようと努めています。その際に重要な役割を果たすのが、こうした住宅街にあるスーパーマーケットなんです」
ここには意外にも、豊富な食材がそろっていました。
スーパーマーケット 副店長
「仕入先を切り替えるなどして、類似商品でしのいでいます」
戦時下でも通常の営業を続けることは、人々の生活を維持するうえでとても重要だと話します。
しかし、この取材中にも…
記者
「突然電気が消えて真っ暗になりました。皆さんこういう停電が慣れっこになっているんだと思うんですが、普段通りの買い物を続けています」
灯かりはすぐに復旧。停電が起きても、大型の発電機があるおかげで営業ができるようになっていて、地域の住民たちに充電のための電源なども提供しています。
やまない空爆に相次ぐ停電。これからウクライナにはさらに厳しい寒さがやってきます。
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