【博多“女性刺殺”】被告と接見…ストーカーと言われ「腹が立った」

【博多“女性刺殺”】被告と接見…ストーカーと言われ「腹が立った」

福岡市のJR博多駅近くで女性が殺害された事件で、起訴された元交際相手が福岡放送の接見に応じ、ストーカーと言われ「腹が立った」と話しました。

20日午前、福岡拘置所で取材に応じたのは、寺内進被告（31）です。寺内被告は先月16日、JR博多駅近くの路上で、元交際相手の川野美樹さんの頭や胸など十数か所を包丁で刺し、殺害した罪に問われています。

川野さんは、別れ話をめぐるトラブルを警察に相談し、警察は去年11月、寺内被告に、ストーカー規制法に基づく「禁止命令」を出していました。

寺内被告「めちゃくちゃ腹が立ちました。（禁止命令を受けて）マジでショックだった」

事件当日、寺内被告は川野さんに偶然会ったと言い、激しい口論となった末に、「護身用」として持っていた包丁で刺したと主張しました。

寺内被告「気が狂ったようになった。記憶ないです。後悔しかないです。幸せになるはずだった人間が、僕のせいで奪われた」

警察は、禁止命令後も川野さんへのつきまとい行為を続けたストーカー規制法違反の疑いで、寺内被告を追送検する方針です。
（2023年2月20日放送）

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