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『子ども専用病床』で入院者が増加 医師「感染者増えるとリスク高い子にもうつる」(2022年1月25日)
新型コロナウイルスの第6波。オミクロン株はデルタ株に比べると重症化しにくいと言われていますが、感染者の増加に伴って、子どもの入院は増えています。現場の医師に話を聞きました。
兵庫県神戸市中央区のポートアイランドにある「兵庫県立こども病院」。子どもに対する高度な専門医療を提供する病院ですが、現在は一部のエリアを県内で唯一の子ども専用のコロナ病棟として運用。現在は生後1か月~3歳の4人が入院していて、最近、入院する子どもが増えているといいます。
(兵庫県立こども病院・看護師 當間莉央さん)
「1人退院して1人入院ということはあったが、一気に4人ということはあまりなかった」
兵庫県では1月25日にも新規感染者数が3360人となり過去最多を更新。爆発的な増加の一方で、デルタ株に比べると比較的軽症の患者が多いと報告されています。しかし、この病院では現在、より危機感を強めているといいます。というのも、これまでに比べて入院患者が増えていて、日本小児科学会も0~1歳までの乳幼児と基礎疾患のある小児患者で重症化のリスクが高いと指摘するなど、子どもへの感染拡大に警鐘を鳴らしています。
(兵庫県立こども病院・看護師 當間莉央さん)
「のどが痛くて食べられなかったり、しんどくてご飯が食べられない子も多いので、そういう子は点滴も必要だったりするので」
さらに別の問題もあります。神戸市では小学校の学級閉鎖などが相次いでいて、休校になった子どものために仕事を休まざるを得ない医療関係者が増えています。この病院でも毎日10人以上が欠勤となるなど人手不足が課題となりつつあります。現場の医師は、子どものために、大人が気を緩めず感染対策を継続してほしいと訴えます。
(兵庫県立こども病院・感染症内科部長 笹井正志さん)
「ドミノ倒しが起こっていった場合に、どんどんどんどん医療従事者が働けなくなってくる。その結果、病院が回らないという可能性も考えていかなきゃいけないかなと。感染者が増えれば増えるほど重症化リスクの高い子どもにうつっていくということは間違いないですので。今回は軽症だしなんかいいのかな、みたいな感じになる気持ちもわかるんですけれども、第6波を大人と子どもで協同して乗り越えていきたいなっていうふうに思います」
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