【まるで西部劇】馬にまたがり「地面に伏せろ!」“猛追跡”で容疑者を逮捕(2022年12月19日)
西部劇さながらの瞬間です。窃盗犯を追い詰めたのは、馬に乗った警察官。手に汗握る展開をカメラが捉えていました。
ひづめの音を響かせ走る馬の背に乗るのは警察官。見事な手綱さばきで容疑者を追い詰めます。
フォルサム警察署・シアーズ巡査:「逃げるなと言ったろ!」
警察の騎馬隊による、西部劇のような容疑者逮捕の瞬間。しかし、カリフォルニアで普段から騎馬隊が容疑者追跡に駆り出されるわけではありません。
フォルサム警察署・ホワイト刑事:「これは珍しいです。発生中の事件に出くわすのはあまりないので」
フォルサム警察署・シアーズ巡査:「万引きが発生した店の近くを通り掛りました。3人の容疑者が走り出したので追跡しました。容疑者たちが分かれたので2頭の馬でそれぞれ追い掛けました」
パトロール中に偶然、万引きに出くわした騎馬隊。現場にいた理由は人が集まるアウトレットでの犯罪抑止のためです。パトカー以上に背の高い騎馬隊は遠くからも目立ち、悪いことを企む者に姿を見せつけることが本来の目的でしたが…。
フォルサム警察署・シアーズ巡査:「ホワイト刑事は2人の容疑者を追い盗品の入った車を見つけました」
逮捕された容疑者たちは他の店でも洋服などを盗んでいて、警察によると総額は1万ドル以上とみられています。
フォルサム警察署・シアーズ巡査:「地面に伏せろ!」
10歳の馬・クライドを駆るシアーズ巡査は無線で同僚を誘導しつつ容疑者を追い込み、逮捕につなげました。
フォルサム警察署・シアーズ巡査:「逃げるなと言ったろ!」
お手柄だった2頭の馬・クライドとゾロにはご褒美としてリンゴが与えられました。馬と警察官たちはこのようなケースを想定し長い時間、訓練を続けてきたといいます。今回の事件で騎馬隊は単なる“お飾り”ではなく、現代でも犯罪と戦う力があることを証明しました。
フォルサム警察署・ホワイト刑事:「私たちが現場に立ちたい理由は単なる抑止だけでなく、現行犯で逮捕することで将来の犯罪を未然に防ぐことができるからです。やりがいがあります」 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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