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「ホワイトすぎる職場」去る若者急増 「ゆるいと感じる」背景に…“仕事の負荷低下”(2022年12月19日)
最近、企業などに勤める若手社員が「仕事がゆるすぎる」「職場がホワイトすぎる」という理由で、退職するケースが増えているといいます。その背景を取材しました。
■若手社員4分の1以上…“叱られた経験なし”
以前と比べ、企業などの職場環境は、劇的に改善しているといいます。
20代・介護職:「残業がない。定時になったら、皆がもう時間だよ、みたいな感じで帰してくれる。ホワイト(企業)って良いところですよね」
その一方で、若手社員を対象に行った調査によりますと、現在の職場を「ゆるい」と感じている人が、全体の3分の1以上に上ることが明らかになりました。
インターネット上では、こんなエピソードもありました。
ある日、男性が起床すると、すでに出社時間を過ぎていたため、慌てて上司に連絡したところ、優しく「午後出社でいいよ」と言われたというのです。
ある調査では、若手社員の4分の1以上が新入社員時代に上司や先輩から一度も叱られた経験がないと回答しています。
今、こうした「ゆるすぎる職場」から去っていく若手社員たちが増えているといいます。
■背景に…対策による“仕事の負荷低下”
若者の仕事について研究を行い、「ゆるい職場」の著者でもある古屋星斗さんは、次のように話します。
リクルートワークス研究所・古屋主任研究員:「大きな会社に入ってしまえば、安心だという時代ではないということに、若者が気付いたということが大きいのかなと思います。職場でぬくぬくとしていると、このまま自分の安定した仕事人生を歩み続けられるのか。もっとスキルや経験を身に付けなくて、大丈夫なのかどうか不安になってしまう」
背景には、長時間労働やハラスメントへの対策を講じる企業が増えたため、仕事の負荷が低下したことがあるといいます。
「ゆるすぎる職場」を辞めることについて、街の人に話を聞きました。
30代・IT関係:「(20代の時に)同じ気持ちになったことはあります。辞めたいなと思ったことは多々あります」
30代・マーケティング関係:「スキルアップできる会社で働きたいっていうのがすごく健全だし、人として成長したいというのは当たり前なので。やりがいがないなら、さっさと辞めたほうがいいと、私は思います」
(「グッド!モーニング」2022年12月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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