【独自】JAFに密着 新年早々SOS “車トラブル”多発…“早わざ”“スゴ技”で解決(2023年1月10日)#shorts

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車のトラブルが増えるこの時期、ロードサービスを行うJAFに密着。新年早々、トラブルに見舞われる人が相次ぎました。

■“ガス欠”で緊急給油「気付いた時は遅かった」

 JAFの隊員2人が急行したのは、神奈川県小田原市内の駐車場。依頼者はピンクの車に乗った70代の女性です。一体、何があったのでしょうか?

 依頼した女性:「買い物したら(ガソリンを)入れて帰ろうと思っていた。3日からやっていると思っていたスーパーが開いてなかったの。そこでパニックになっちゃったのね。すぐ行った所にガソリンスタンドがある。それがパンッと(頭から)抜けちゃった。『しまった』と気付いた時には遅かった」

 女性の身に起きたのは、車のガス欠。営業している最も近いガソリンスタンドまで1時間ほどかかるため、たまらずJAFに連絡したといいます。

 隊員:「ガソリン・レギュラー、このまま入れさせてもらいます」

 隊員がその場でガソリンを補充し、およそ20分で作業完了。無事、女性は車で帰路に就きました。

■「エンジンかからず」SOS “早わざ”解決

 今月3日、神奈川県のJAF小田原基地を訪れました。出迎えてくれたのは、2人の隊員です。

 大木栄二班長:「(Q.2人で作業する?)新入職員として入って、10月から同乗で勉強しております」
 古谷栄二隊員:「11月12月、今1月で3カ月目です」

 今回、密着させてもらったのは、“ダブル栄二”こと新人の古谷隊員と、勤続7年の大木班長です。

 車に乗る機会が増える年末年始は、トラブルも急増。2人の元に飛び込んできた最初の依頼は、「エンジンがかからない」でした。

 依頼者:「エンジンがつかなくなっちゃって」
 大木班長:「プラグという火をつける部品に燃料が付いてしまって、次かける時にうまく火が飛ばないので、(エンジンが)かからなかったのが、おそらく原因」

 エンジンがうまくかからないと依頼してきた男性に対し、原因を素早く見抜いた大木班長。作業をすること、およそ20分。あっという間に解決へと導きました。

■車内に鍵「閉じ込み」SOS 新人挑戦も…

 続いての依頼は、年間の発生件数が20万件以上。JAFの救援依頼の中でも上位にランクされる、車内に鍵を残したままドアをロックしてしまう「閉じ込み」です。

 依頼した男性(70代):「車内のボックスに鍵をいつもロック外した状態では置いている。きょうは年賀状を郵便局に出して戻ってきて。そこへ入れたまま、運転席側の扉をロックしてしまった。ちょっとしたド忘れ」

 特殊な道具と技術を使って、鍵開けに挑むのは新人・古谷隊員です。

 古谷隊員:「10分かからなければいいかなという感じですね」「(Q.自信あり?)そうですね」

 自信たっぷりに取り掛かりますが、予想外に苦戦します。

 古谷隊員:「運転席によく鍵をさしたりしているので、中が渋くなって回りにくくなっている可能性」

 使用頻度が少ない助手席側の鍵穴で、再び挑みますが…。

 古谷隊員:「なかなか開かない」

 古谷隊員は、ここでギブアップしました。

 大木班長にバトンタッチします。開始からわずか5分ほどで…。

 大木班長:「開きました。開きましたよ」
 依頼者:「ありがとうございます」

 助手席側からロックの解除に成功。車内から鍵を取り出すことができました。

 依頼した男性:「(JAFと)契約しておいて良かった。助かりました」

■「期待のエース」新人の今後にベテラン期待

 基地に戻る車内では…。

 古谷隊員:「カメラに向かって、言い訳してましたもん。『鍵穴使うことで渋くなって、開けにくくなることがある』って」

 大木班長:「いや、それは、でもそうだよ。それは(開きづらくなるのは)間違いない」

 反省しきりの古谷隊員。しかし、大木班長は今後に大きな期待を寄せているといいます。

 大木班長:「積極的に自分で吸収しようとしている姿勢がすごく見えるので。神奈川支部の期待のエースだと私は思っている。頑張って成長の助けになるように私はやっていますので。これからも頑張っていきましょう」

 古谷隊員:「頑張ります」

(「グッド!モーニング」2023年1月10日放送分より)

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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