【異変】10以上の竜巻が米テキサスで発生 雨期なのに雨降らずペルー“乾燥”(2022年12月14日)

【異変】10以上の竜巻が米テキサスで発生 雨期なのに雨降らずペルー“乾燥”(2022年12月14日)

【異変】10以上の竜巻が米テキサスで発生 雨期なのに雨降らずペルー“乾燥”(2022年12月14日)

 アメリカのテキサス州で10以上もの竜巻が大量に発生しました。巨大な竜巻を目にした人々が逃げ惑う事態となりました。

 突然、目の前に現れた巨大な竜巻に驚き、戸惑う声。場所は、アメリカ・テキサス州北部。この付近では複数の竜巻が発生。

 アメリカを横断した嵐を伴う線状降水帯。この嵐はカリフォルニア州などに大雪をもたらし、道路は雪で埋まり、各地で渋滞が発生。飛行機も欠航が相次ぎ、交通網は混乱。

 テキサス州、オクラホマ州などでは、10以上もの竜巻が発生したとみられ、その通り道となった家屋は屋根が飛ばされ、なかには部屋ごと吹き飛ばされたものも。

 地元の住民:「大きな突風が聞こえた後、大雨が降ったの。トイレの中の手すりにしがみついていた」

 その一方で、南部のフロリダ州はというと、半袖姿でビーチで遊ぶ若者たちの姿が。

 アメリカの気温予測を見ると、フロリダは25℃以上。30℃を超える場所も。中西部の州などは、マイナス10℃のエリアが広がるなど、同時に現れた夏と冬の季節。

 観光客:「見て!12月にTシャツよ」

 町は、真夏のクリスマスモード。多くの観光客が、パレードを楽しんでいます。

 南米ペルーでは、干ばつにより水不足が深刻化。かつて湖には、水が豊富にあり湿原も広がっていましたが、現在、湖は干上がり、ひび割れた水底があらわに。今年は雨が降らず、異常な乾燥状態が続いているといいます。

 一方、大雨が続いたアフリカの中央部・コンゴ民主共和国。首都キンシャサの住宅街で、大規模な地滑りが発生。

 被害者:「大雨は私たちの家をすべて破壊し、私たちはすべてを失いました。もうどうすればいいのか分かりません」

 少なくとも100人が死亡、数十人が負傷し、今も行方不明者の捜索は続いています。

 首都キンシャサへの人口集中など、急速な都市化が進むこの地域。頻発して発生する大雨の後の鉄砲水に、地盤が弱くなっていることが理由とみられています。

 水の都、イタリア・ベネチアを代表する「サン・マルコ寺院」。

 ベネチア市街地は大雨や強風、高潮によって冠水が多発しています。今月も満潮で水位が上がり、観光客はご覧の様子。

 寺院の保全担当者:「満潮は大聖堂に被害をもたらします。過去にも深刻な被害をもたらしてきているのです」

 歴史的な寺院を冠水被害から守るため取られた、ある対策とは…。

 水の都ベネチアを代表する「サン・マルコ寺院」。歴史的建造物を冠水被害から守るために施された対策。それは…。

 寺院の保全担当者:「大聖堂の外側や入り口のドアにガラスのバリアーを付けて冠水をブロックします」

 寺院の外側に、ガラスバリアーを設置。この新防御施設に、町の人は…。

 寺院周辺にある飲食店の店員:「完璧です。新しいガラスたちはしっかり機能してくれています」

 ガラスのバリアーですが、高い水圧にも耐えられるということで最大で1.1メートルの浸水までは対応できるということです。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事