1歳女児の海外心臓移植 3週間で募金“5億円”超も「課題」(2022年12月8日)

1歳女児の海外心臓移植 3週間で募金“5億円”超も「課題」(2022年12月8日)

1歳女児の海外心臓移植 3週間で募金“5億円”超も「課題」(2022年12月8日)

 葵ちゃんの父・佐藤昭一郎さん:「葵、お父さんだよ。もうちょっとでアメリカに行けそうだ」

 先月、5億3000万円を目標に開始された募金。

 重い心臓疾患を抱える1歳の佐藤葵ちゃん、現在は補助人工心臓とペースメーカーで命をつないでいます。

 両親はドナーが少ない国内ではなく、アメリカでの心臓移植を決断。保険が適用されないため、これまでも3から4億円の費用が必要でしたが…。

 葵ちゃんの父・佐藤昭一郎さん:「円安もあり、5.3億円というとんでもない金額が必要になっています」

 手術費用を募金で集めることに。

 3カ月の期間をみていましたが、開始から3週間余りの今月6日時点で5億円を超え、目標額まであと約2600万円となりました。

 一方で、アメリカへは補助人工心臓を付けての移動となるため、医療用ジェット機のチャーターや一緒に渡航する家族についてなど課題も残っています。

 日本臓器移植ネットワークによりますと、国内で心臓移植を待ち望む人々は現在911人いて、約9割の人が1年以上、待機している状態です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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