都内が「真冬並み」寒さ 北海道は積雪で生活に影響(2022年12月5日)

都内が「真冬並み」寒さ 北海道は積雪で生活に影響(2022年12月5日)

都内が「真冬並み」寒さ 北海道は積雪で生活に影響(2022年12月5日)

 5日の東京都内は日中の気温が1桁で“真冬並みの寒さ”となりました。夜には関東北部の平地で雪が降る恐れがあります。一方、1メートルを超える積雪を記録した北海道では「ごみ入れの扉」が開かないなど、市民生活にも影響が出ています。

 タイからの観光客:「とっても寒い。体を温めるために、もうラーメンを食べた」

 東京は日中も気温があまり上がらず、10℃にも達しませんでした。5日午後4時の気温は6.7℃。これは真冬並みの寒さで、関東の各地でも気温1桁の地点が続出しました。

 意外な寒さに、東京以外から来た人は…。

 カナダから一時帰国の人:「一時帰国しているが、日本は暖かいと思ってコート持ってこなかった。きょうは一番寒い、芯が冷える感じがする」

 栃木からの観光客:「芯から冷える寒さって、あまりこっちで体感したことない。それはすごい感じる、きょう」

 冷え込みが強まり、紅葉も終わりを迎えていますが、東京・葛飾区の水元公園には今こそ写真愛好家が集まってきます。

 写真愛好家:「(Q.きょうのメタセコイアどう?)きょうは寒い!でも一番良い色」「色がさめてきたところが写真写りが良い」

 この公園は10日ほど前に取材した時は黄色く色付いていましたが、5日は赤くなっていました。黄色から赤へ、お色直しです。

 5日のようなくもりの日こそ、良い写真が撮れるそうです。

 夕方には冬の風物詩がやってきました。

 大野屋・大野孝貴さん:「(Q.きょうの気温はどう?)きょうは最高ですね。やってる身としては寒いんですけど」

 この後も気温が下がり続ける関東。5日夜から6日朝にかけては関東北部で平地でも雪になる恐れが出てきています。

 大野屋・大野孝貴さん:「(Q.あすは雪みたいですが?)一番、焼き芋を食べておいしいなと」

 一方の北国、札幌市の秋は短く、紅葉から雪景色に変わるまで、わずか1カ月半で過ぎていきます。

 町民:「(Q.今朝はどうだった?)今朝はしばれてますね。部屋がいつもよりしばれてるなーと」

 地元の人も「しばれる」を連呼するほどの寒さです。

 日本で一番寒い町として知られる北海道陸別町はマイナス17℃を観測。川には氷が流れていきます。

 町民:「暖かい時は犬は外に出したら、わあーっと走るが、きょうはもう寒くて寒くてこんな感じで(犬も)震えてます。寒いです、陸別の冬は!」

 北海道では今シーズン一番の冷え込み…。

 一方、青森では今シーズン一番の積雪です。青森県の酸ケ湯は4日、全国のトップを切って1メートルの大台に乗り、1メートル21センチに…。

 断続的に降り続けた雪で北海道三大夜景の1つ、小樽の天狗山は夜が明けると同時に街全体が白く雪化粧しました。

 北海道幌加内町朱鞠内も4日夜、積雪が1メートルに達しました。

 雪かきする住民:「きょうで2回目。雪かきが一番困る。雪降らなかったら外出ないもん」

 人々の生活にも影響が出始めています。郵便局も雪の中…。プロパンガスのタンクの上にもしっかり雪が積もっています。

 除雪する住民:「もう1日からずっと降り出して、ちょっと晴れ間あってもすぐ吹雪いたりして、それが一番困るね」

 もう1週間近く降り続いている雪…。

 除雪する住民:「(Q.ごみステーションですか?)そうそう。入りやすいように今、雪はねしただけ」

 除雪機で雪をかいて、なんとか扉を開けます。

 除雪する住民:「扉、開かんかったら困るから。一応10センチ積もったら除雪することになっているから」「(Q:じゃあ毎日ですね?)降らなかったら朱鞠内じゃない」

 北海道は6日も雪です。さらに積雪が増える可能性があります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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