サッカー日本代表『守田英正選手』の「スタミナを培ったデスマッチ」恩師と実兄に聞く(2022年11月25日)
サッカー日本代表はW杯のグループリーグ初戦で、堂安選手と浅野選手の劇的なゴールにより、W杯4度の優勝を誇る強豪ドイツに2対1で逆転勝利。「ドーハの奇跡」となりました。
その日本代表の守備的ミッドフィルダー・守田英正選手(27)を生んだ大阪府高槻市で、守田選手をよく知る方々に話を聞きました。
JR高槻駅前には「がんばれ!守田英正選手」という横断幕も掲げられ、地元の期待を背負っています。代表選手には珍しく、Jリーグユースではなく公立の高槻市立第九中学校のサッカー部出身である守田選手。中学時代に指導していたコーチである鎌倉豊さんは当時をこう振り返ります。
(鎌倉豊さん)
「守田はサッカー小僧でして、皆より先にこのグラウンドに来て、ボールを1人で蹴っていました。特にこのプールの壁ですね、壁に向かって1人でできる練習をやっていたイメージがありますね」
当時の守田選手も取り組んでいたのが『デスマッチ』という練習メニューです。
(鎌倉豊さん)
「試合が終わった後、休むことなくまたこちらに来させて、デスマッチって言うんですけど、3対3をやらせていた。だから休憩が彼らにとってはなくて、本当に大変やったと今は思います」
90分間グラウンドを走り切るスタミナは、何度も繰り返した『デスマッチ』によって培われ、中学3年の時に出場した全国大会で、守田選手はキャプテンとしてチームを3位に導きました。
(鎌倉豊さん)
「彼は目標を立てて本当に実行するタイプなので、本当にベスト8行ってほしいなと思っています」
高槻市内の高校でサッカー部の監督を務める守田選手の兄・和正さんも、気持ちは弟とともにワールドカップを戦っています。
(守田選手の兄・和正さん)
「めちゃくちゃ緊張しています。僕、別に戦う訳じゃないんですけど、弟が戦うんですけど、僕めっちゃ緊張しています」
5歳下の守田選手と幼いころから一緒にサッカーをしてきたという和正さん。プレー以外にも日本を背負うまでに成長する資質を感じとっていました。
(守田選手の兄・和正さん)
「勝つまでやるというか、ほんまに負けず嫌いなので、負けて悔しくて泣いて、でも歯向かってくるというか。僕に敵わへんけど立ち向かってくるみたいな、そういうのはちっちゃい頃からずっとありました」
左ふくらはぎの違和感を訴え初戦は控えに回った守田選手ですが、守備のキーマンとして、2戦目以降の出場が期待されています。
(守田選手の兄・和正さん)
「カタールで足に違和感あって、体調どう?とか、調子大丈夫?とか、試合楽しみやなみたいな話はしました。治してしっかり頑張るっていうことだけ言っていたんで、あまり多くは語らなかったですけど、一生懸命頑張ると思います」
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