“辞任ドミノ”止められるか 岸田総理、予算委で謝罪(2022年11月25日)

“辞任ドミノ”止められるか 岸田総理、予算委で謝罪(2022年11月25日)

“辞任ドミノ”止められるか 岸田総理、予算委で謝罪(2022年11月25日)

 国会では政府の経済対策の裏付けとなる第2次補正予算案を審議する衆議院予算委員会が始まりました。閣僚の“辞任ドミノ”を止められるかが焦点です。

 (政治部・平元真太郎記者報告)
 岸田総理大臣は冒頭から“辞任ドミノ”を謝罪するなど、守りの姿勢で乗り切りたい構えです。

 岸田総理大臣:「国会開会中に大臣が辞任する事態に至ったこと、これは誠に遺憾なことであり、私自身、任命責任を重く受け止めておるところであります」

 与党の公明党からも「政権として何をやりたいのか強く発信し、しゃにむに行動を」と苦言が呈されました。

 岸田総理は、経済対策と旧統一教会の被害者救済法案で政権浮揚を狙います。

 救済法案は「今の国会に提出し、早期成立に努める」と述べました。ただ、2週間後に迫る会期末までに成立させられるかは不透明です。

 25日午後には、野党が質問に立ちます。

 選挙運動員の買収疑惑などが報じられている秋葉復興大臣をターゲットに徹底追及する構えです。

 秋葉大臣について、自民党内からは「頼むから持ちこたえてくれ」と祈りに近い声も聞こえてきます。
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