秋葉大臣 義兄に寄付も312万円が行方不明『辞任ドミノ』岸田政権 閣僚の“緊張感”(2022年11月22日)

秋葉大臣 義兄に寄付も312万円が行方不明『辞任ドミノ』岸田政権 閣僚の“緊張感”(2022年11月22日)

秋葉大臣 義兄に寄付も312万円が行方不明『辞任ドミノ』岸田政権 閣僚の“緊張感”(2022年11月22日)

政府の有識者会議は22日、防衛力強化のためには「国民全体の負担」が必要だとして、増税の可能性にも踏み込んだ提言をしました。

今回の提言は、政府・与党に覚悟を求めた中身になっています。

しかし、岸田政権の足元は、いっそう危ういものになるかもしれません。

松本総務大臣:「総務行政を一瞬たりとも停滞させてはならないとの強い決意のもと、日々緊張感を持って、全力で職務に取り組む」

「日々緊張感を持つ」と所信を表明した、松本新大臣。就任後、初めて臨んだ参議院の本会議では、眼鏡を外し、顔を上に向け、目をつむる姿が…。

一方で、政治資金の疑惑が浮上しているのが、秋葉復興大臣です。

2017年、自身の政党支部から、義理の兄が代表の政治団体に600万円を寄付しましたが、この団体は、わずか2年後に解散。その間、287万円を支出したものの、残りの312万円については、行方が分からなくなっていました。

秋葉復興大臣:「元代表者の義兄に確認をしましたが、残金はそのまま保管していたと。政党支部に戻すのが一番と考え、手続を進めたいという回答」

立憲民主党・打越さく良参院議員:「問題にならなければ、そのまま親族が持っていたということ」

政治団体の事務所が置かれていたのは、住宅街の一軒家。秋葉大臣の義理の兄の実家です。

秋葉大臣の義兄の父親:「(Q.政治団体の所在地になってることは知らなかった)ないね。(Q.息子から、ここを登録する話はなかったのか)息子が何をやってるんだかも、全然聞いたことないな」

秋葉大臣は先月の国会で、この政治団体は「家賃を支払っていた」としています。

秋葉復興大臣:「元代表者に確認したところ、光熱費を含めた家賃など、毎月定額を事務所としての実態があるので支払っていたと」

秋葉大臣の義兄の父親:「(Q.秋葉大臣が『家賃を払っている』と。息子から家賃はもらっていたか)もらってないよ。息子からなんて、こっちは一銭ももらってない。息子からなんて100円ももらったことないよ」

この点について、秋葉大臣は22日、こう述べました。

秋葉復興大臣:「恐らく、取材に対応したのは、90歳を超える義父ではないかと。事実関係をよく承知しないままに、お答えになったんじゃないかなと。(Q.家賃をもらった、もらってないの話になっている。領収書などを示す考えはあるか)先方の団体の話になってくるので、私がそのことに対して、調査指揮、権限は全くない」

秋葉大臣をめぐっては、事務所の家賃として、妻と母に約1400万円を支出した疑惑も指摘されています。

秋葉復興大臣:「丁寧に説明することによって、説明責任も同時に果たしていく」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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