【一部閉鎖続く】「小便器の奥の方に白と赤色の紙袋が…」JR広島駅の商業施設トイレに“不審物”
「G7広島サミット」を前に、JR広島駅の商業施設にある男性用トイレで不審物が発見されました。施設の一部が閉鎖され、新幹線が運行を見合わせています。現場から広島テレビの長島清隆アナウンサーが伝えます。
広島駅の構内にある駅ビルの前にいます。現在、駅ビルの入り口には「閉館中」という立て札が出ています。このビルは土産物店や飲食店などが入っていて、通常は多くのお客さんでにぎわうんですが、25日正午過ぎ、お客さんが2階の男子トイレで不審な紙袋を見つけたということです。そして巡回中の警察官に連絡をし、午後2時過ぎ、すべての従業員、そしてお客さんに避難をするよう呼びかけられました。午後4時現在、中には警察官のみがいて、不審物の撤去作業にあたっているものとみられます。
不審物を発見した人は──
不審物を見た人「2階の男子トイレに行っていて、小便器の奥の方に白と赤色の紙袋があった。警察の人が後ろからやってきて、『とりあえず出ください』と言われて出た。中に何かあると思ったけど何かは分からなかった」
施設利用者「ニュースだけのことだと思ったら、こんな身近にもあると思わなかったので驚いた」
駅ビルは新幹線の改札口の目の前にあり、入り口までの距離は80メートルほどしかありません。午後2時40分過ぎから山陽新幹線は岡山から博多までの区間で運転を見合わせています。そして少しでも駅ビルから距離をとるために、新幹線に乗る人は改札の中で待機をするように呼びかけられています。広島駅では、まだ緊迫した状況が続いています。
（2023年4月25日放送「news every.」より）
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