【絶景】紅葉に雪景色…行動制限ない観光地「第8波」の対策は?(2022年11月21日)
紅葉シーズンも佳境を迎えミシュランで紹介された名所に多くの外国人観光客が押し寄せています。一方、3年ぶりに行動制限のない今年の年末。どのような感染対策を行って客を迎えるのでしょうか。皆さん工夫を凝らしています。
例年より暖かくなった各地。絶景が広がります。
五重塔越しに臨む、雲が掛かった雪化粧の富士。
山梨県富士吉田市にある新倉山浅間公園。紅葉も佳境を迎えた公園は、海外と見間違うほどの外国人観光客です。
アメリカ人観光客:「これまでに見た最も美しい場所の一つ。歴史的な建物と富士山があってこんなにクールな光景は見たことがない」
イタリア人観光客:「日本が好きで働きたかったが、難しいから旅行で来た。忘れられない瞬間になった」
フランスで発売された観光地版のミシュランガイド。その表紙を飾ったことから、人気に火が付きました。
香港からの観光客:「秋も感じられてとても素敵な景色です」
もうすぐ見納めとなる、富士と紅葉。オーストラリアからの観光客も自転車に乗り、駆け込みで紅葉を満喫しました。
オーストラリア観光客:「マジカル!オーストラリアの葉っぱはこんなふうに色付かない。すごくクールだ」
人気の秘密は、富士山だけではないようです。
突如登場したサルに、観光客もスタッフも興奮気味です。
絶景に思わず“身軽”になったということでしょうか。
オレンジと黄金色のグラデーションが美しい並木道。
金沢では1キロほど続く“メタセコイア”の並木道が見頃です。
早くも人気となっている“冬の風物詩”があります。
ワカサギが、大漁です。
ワカサギ釣りと言えば、氷上で穴を空けて釣るのが定番ですが、まだ氷が張っていなくても楽しめます。
ビニールハウスのようなドームを浮かべた船。
船からは富士山も望め、床に空いた穴からワカサギを狙います。
寒さもしのげ、雨が降ってもワカサギ釣りが楽しめると人気です。
釣り客:「雨が降るだろうと思っていたけどドームだから大丈夫と思って来た」「(Q.(今釣ったのは)179匹)このペースでいくと…。400匹いくかどうか」
まさに“入れ食い”状態です。
第8波入口と言われるなか、仕切りや窓を開けての運航です。
釣ったワカサギを持ち込めば、こちらのレストランではてんぷらなどに調理もしてくれます。ワカサギメニューもあり、天丼も人気です。
ニューあかいけ・渡邉純一さん:「(Q.ワカサギは旬ですか)今はちょうど上り調子の時ですね。これからどんどん良くなっていきますので。個人でも入ってもらえるようになっているので安心してお出掛け下さい」
観光地のにぎわいは衰えることはありません。
コロナ禍真っ只中の2年前に作られた足湯。観光客誘致の起爆剤として作られたホットスポットも、ようやく日の目を見始めました。
ブラジル人観光客:「(Q.熱い?)ちょうどいい。とてもいいですね。お湯が温かくてとても気持ちいい。ブラジルは温泉に入るには暑すぎます」
季節が進むにつれ、温かい食べ物も人気です。
手打ちにこだわった麺に卵や肉が豪快に載った温かいうどんも人気です。
柳原うどん・湯山哲平さん:「土日祝日になると県外からも多く来る。にぎやかになりますね」
増え続ける感染者。こちらの店は天気が良ければ網戸にして換気に気を使うなど、対策を練りながら冬を迎えます。
柳原うどん・湯山哲平さん:「寒くなってくると空気清浄機をフル稼働。換気が一番大事かなと」
雨が上がり、晴れ間が戻った東京都心。
21日、4619人の新型コロナウイルスの感染者が確認されました。
換気対策に頭を悩ませる冬。こんなアイテムの需要が増えています。
最近、町中の飲食店でもよく見かける暖房器具。その名も「パラソルヒーター」の需要が3割ほど増えていました。
ミライフ城東店・橋本健一店長:「こちら(倉庫)の中身がほとんどなくなるくらいの需要を見込む」
軽く、持ち運びもできるとあり、テラス席やイベント会場での需要が高まっていました。
LPガスを使うヒーター。直径6メートルと意外に広範囲を温めます。
ミライフ城東店・橋本健一店長:「飲食店の忘年会需要が伸びると期待している。(飲食店は)屋内から屋外での飲食、テラス席の需要が高くなっている。店内と屋外、同じようなサービスを提供できるよう取り組んでいる」
実際に設置されている店では。
客:「寒い時期でも外で過ごしたい時がある。選択肢が増えていい」
換気と寒さ。様々な対策に頭を悩ませながら年末へ向かいます。
ADRIFT・森本大介支配人:「今年初めてパラソルヒーターを導入した。テラス席を希望する客が今年かなり多いので、テラス席をどのように安心して使って頂くかに重点を置いている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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