トルコがシリアに越境空爆 イスタンブールでの爆発事件へ報復か｜TBS NEWS DIG
トルコ軍はシリア北部で空爆を行い、クルド人武装勢力を含む31人が死亡しました。先週、トルコ・イスタンブールで数十人が死傷した爆発事件への報復の可能性が高いとみられています。
シリア人権監視団によりますと、トルコ軍は19日夜、シリア北部にある複数の町に対し、空爆を行い、クルド人が主体の民兵組織SDF=シリア民主軍の戦闘員ら31人が死亡したということです。
トルコ軍はツイッターで「テロリストが我が国を攻撃する際に拠点としている地域で空爆作戦を実施した」として、シリア北部だけでなく、イラク北部でも空爆作戦を実行したと発表しています。
トルコでは先週、最大都市イスタンブールで6人が死亡し、数十人が負傷する爆発事件が起きていて、クルド人武装勢力に訓練されたとみられる女らが逮捕されていることから、今回の空爆はその報復の可能性が高いとみられています。
SDF=シリア民主軍は、過激派組織イスラム国掃討作戦の際にアメリカ軍が支援した民兵組織ですが、トルコ側は、SDFの最大構成要素であるクルド人武装勢力をテロ組織と認定して攻撃の対象としています。
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