原因不明の子どもの急性肝炎 オミクロン株が関係か(2022年5月12日)
各国で報告されている原因不明の子どもの急性肝炎について、オミクロン株の感染が関係している可能性があるとする研究結果が厚生労働省の専門家会合で示されました。
子どもの急性肝炎は世界で321人の患者が確認され、日本では7人が疑い患者として報告されています。
京都大学の西浦博教授の研究によりますと、先月下旬の時点で、OECDの加盟国など39カ国のうち12カ国で子どもの肝炎が報告されていて、これらの国ではオミクロン株の患者数が相対的に多いということです。
子どもの肝炎にはアデノウイルスが関係しているとされていますが、西浦教授はそれより前にオミクロン株に感染していた可能性があるとして、今後、肝炎との関係を研究する必要があると指摘しています。
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