【速報】岸田総理 ポーランドへのミサイル着弾「調査への全面的な支持で一致」「調査や検証の状況を引き続き注視」｜TBS NEWS DIG
速報です。G20サミットなどのためにインドネシアのバリ島を訪れている岸田総理は、先ほど記者団の取材に応じ、ウクライナ国境近くのポーランドにミサイルが着弾したことについて、G7・NATO首脳緊急会合を開催したことを明らかにしたうえで、「ロシアがウクライナ各地をミサイルにより攻撃していることをまず強く非難をし、その中で起きた本件、爆発についてのポーランド側の調査への全面的な支持をするといった点で一致をした」と述べました。
そのうえで、「日本は来年のG7議長国であり、インド太平洋地域からこの会議に出席している唯一のこのメンバーであるので、ウクライナ情勢については国際秩序の根幹に関わる問題であり、インド太平洋の安全保障と不可分である。そうした時だからこそ、G7やNATOとの連携が重要であるということを強く強調した」と述べました。
ミサイルをめぐっては、ポーランド外務省は「ロシア製のミサイルが着弾し、2人が死亡した」としてますが、ロシアは「ロシア軍はウクライナとポーランドとの国境付近の目標に対する攻撃は行っていない」として関与を否定しています。
また、G7とNATOの緊急首脳会合を招集したアメリカのバイデン大統領は、「軌道から考えるとロシアから発射されたとは考えにくい」との見解を示しています。
岸田総理は、このバイデン大統領の見解についても「緊急会合を含めて様々な場で情報交換をしている。ポーランドの調査を尊重するという立場を会議でも確認しているので、調査や検証の状況を引き続き注視をしていきたい」と述べました。
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