富士山噴火に備え新たな観測機器設置「データ共有して活動予測に繋げたい」(2023年1月12日)
いつ噴火してもおかしくないといわれる富士山の観測強化のため新たな観測機器が設置されました。
富士山は、江戸時代の1707年以来、300年以上噴火が確認されておらず、いつ噴火してもおかしくないといわれています。
山梨県富士山科学研究所は12日、火山内部のマグマの動きなどを重力の変化から観測する重力計を新たに設置しました。
すでに気象庁などが地震計などで富士山の観測を行っていますが、今までなかった重力計の設置で多面的な火山活動の監視に役立てたいということです。
富士山科学研究所・本多亮主任研究員:「実際にマグマとか火山ガスとかそういったものが動いたことが検知できる。気象庁とか他の研究機関と(データを)できるだけ共有をして、富士山の火山の活動予測につなげていきたい」
重力計の運用は12日からで、火山活動が落ち着いている今から観測することで、活発化する傾向をつかみたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く