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「アメリカを再び偉大な国に」トランプ氏、大統領選へ出馬表明も…指摘される“影響力低下” 中間選挙で混乱も|TBS NEWS DIG
「アメリカを再び偉大な国にする」。アメリカのトランプ前大統領が次の大統領選挙への立候補を表明しました。影響力の低下も指摘される中での発表でした。
南部フロリダ州にある邸宅、マール・ア・ラーゴに集まった支持者らの前に姿を現したトランプ氏。
アメリカ トランプ前大統領
「2年前、私たちは偉大な国だった。まもなく偉大な国に再びなるだろう」
多数のメディアが全米に生中継する中、予告していた「重大発表」が行われました。
アメリカ トランプ前大統領
「アメリカを再び偉大で栄光ある国にするために大統領選への出馬を表明する」
2年後、2024年の大統領選挙に立候補すると表明したトランプ氏。バイデン政権のインフレや移民問題への対応を批判し、ロシアのウクライナ侵攻も私だったら決して起きなかったなどと主張しました。
今月行われた中間選挙に向けて存在感を示してきたトランプ氏。ただ、推薦した候補者が注目選挙区で相次いで落選し、選挙結果をめぐる混乱も起きています。
記者
「アリゾナ州ではトランプ氏が中間選挙で不正が行われたと主張していて、その主張に同調する市民らが州議会議事堂の前に集まっています」
アリゾナ州では共和党候補が相次いで敗北し、トランプ氏はアリゾナ州で選挙の不正があり、「投票をやり直すべきだ」と主張。投票日から1週間が経過した今も支持者は結果に反発しています。
選挙不正を訴える人
「こんな選挙を認めたら世界に馬鹿にされる」
「大統領選への再出馬は嬉しいです。彼が言っていることに同意します。私はトランプ氏が言うことを信じます。彼は約束を守ってくれます」
共和党内での影響力の低下も指摘されるトランプ氏。一足早い出馬表明で勢いを取り戻すことが出来るのでしょうか。
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