ジャパニーズパンケーキに“熱視線”スナク氏効果?“お好み焼き論争”世界に飛び火?(2023年5月24日)
スナク首相がG7(主要7カ国)ですっかり気に入ったと話した「お好み焼き」。その影響はイギリス・ロンドンにも広がっていました。
■“お好み焼き屋台” ロンドンで大人気
スナク首相:「岸田総理からは『広島でのやり方は、東京でのやり方と大阪でのやり方とは違う』と指摘されました」
と、世界規模で発信されたお好み焼き論争。早くもロンドンにも飛び火でしょうか。なかには地域による作り方の違いを理解する人まで…。
来店客:「これは大阪スタイルよね」
■ジャパニーズパンケーキに“熱視線”
海外の人には、お好み焼きはどう見えるのでしょうか。ロイター通信は「ジャパニーズ・パンケーキ」という言葉を使い、イギリスのスナク首相のお好み焼き体験を伝えています。
イギリスで店を開いて四半世紀が経つというお好み焼き店は…。
お好み焼き店「おかん」オーナー、プリーストマン玄子さん:「25年前はお好み焼きを一から説明しないと駄目で結局、説明しても『じゃあ焼きそばで』と」
それが今では、すっかり市民権を得ているようです。さらには…。
スナク首相:「岸田総理からは『広島でのやり方は、東京でのやり方と大阪でのやり方は違う』と指摘されました」
スナク首相も触れていた作り方の違い。なかには、それを理解する人までいました。
来店客:「日本旅行から帰ってきたばかりで、広島と大阪に行ったんです」
まさに、お好み焼き論争の2大拠点を訪れたという女性…。
来店客:「これは大阪スタイルよね」「(Q.大阪派?)そうね」
来店客:「ここは大阪スタイルね」
と、違いの分かる人もいれば…。
来店客:「さあ、とにかくお好み焼きが好きなの」
スナク首相がお好み焼きを作っている写真は見ていないといいます。
来店客:「見てないわ。彼の政策には賛同できないので。彼の声明もどうでもいいわね。でもお好み焼きは食べたいの」
スナク首相のこの発信については、こんな見方もあるようです。
お好み焼き店「おかん」オーナー、プリーストマン玄子さん:「私の友達でガーディアンにお勤めの人が社内で庶民派になりたいと出したのかなという会話をしていたと…」
サミットが開かれた広島のお好み焼き店でサミットに合わせて開発された特別メニュー。日本の国旗が立っているのは地元の広島スタイルですが、他は作り方の違いを乗り越えているのが分かります。サミットは閉幕してもしばらくは提供を続けるといいます。
お好み焼き店「徳川」チェーンを運営、今井観光・原健二次長:「大々的なニュースになるとは思っていなかったんで、ものすごい追い風にしていただいた」
ちなみに取材したロンドンの店は大阪スタイルですが、スタイルの違いよりも大切なことがあると話します。
お好み焼き店「おかん」オーナー、プリーストマン玄子さん:「私もどっちも好きなので、『お好み焼き』という言葉がとにかく広がれば御の字なので」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く