連日各地で“過去最多級” 軒並み「まん延防止」要請へ(2022年1月20日)

連日各地で“過去最多級” 軒並み「まん延防止」要請へ(2022年1月20日)

連日各地で“過去最多級” 軒並み「まん延防止」要請へ(2022年1月20日)

 新型コロナウイルスの東京の新規陽性者は20日も過去最多を更新し、始めて8000人を超えました。1週間後には1万8000人を超えるとの予測も示されています。

 また続々と広がっていきます。

 20日、初の1000人超え。過去最多の1050人の感染が確認された静岡県。

 静岡県・川勝平太知事:「政府にまん延防止等重点措置を要請する方針を固めました」

 やはり19日に過去最多の2208人が確認された福岡県も・・・。

 福岡県・服部誠太郎知事:「まん延防止等重点措置の適用に向けてただちに国と協議を開始します」

 他にも20日、過去最多の1437人が確認された北海道では21日の対策本部会議で検討。

 そして、東北でも・・・。

 福島県・内堀雅雄知事:「基本的に、まん延防止等重点措置の適用をお願いする方向で政府と調整を進める」

 福島県のゲレンデでは上質のパウダースノーが降り、最高のスキーシーズンを迎えています。

 リステルスキーファンタジア・高野弥寸志支配人:「昨年度と比べますと、1.5倍ぐらいのお客様にお越し頂いて、年末年始含めてスキーを楽しんで頂いていました」

 そこに「まん延防止等重点措置」です。

 リステルスキーファンタジア・高野弥寸志支配人:「非常に不安です。ここまで良いスタート久しぶりに切れたシーズンでしたので、今シーズンも『またか』という気持ちになりますね」

 19日はいったん、まん延防止措置の要請を見送った関西の3府県ですが、一夜明け・・・。

 大阪府・吉村洋文知事:「本日あるいは、あすにはあらかじめ定めた基準の病床使用率35%にい達する可能性が高い。あす、本部会議を開いて国に対して、まん延防止等重点措置の要請の判断をしたいと思っています」

 大阪府では過去最多の19日に次ぐ5933人の新規感染者が確認されました。病床使用率は前日から2ポイント増え、19日時点で31.3%になっています。

 兵庫県の新規感染者は過去最多の19日に次ぐ2483人。病床使用率は41.6%に達しています。

 兵庫県・齋藤元彦知事:「一定の中等症以上の人が入院をしていくと運用方針を変えている状況なので、(病床使用率は)落ち着いてくるという見通しもなくはなかったが、やはり引き続き伸びが続いている」

 大阪、兵庫、京都は国に対し、まん延防止措置の適用を要請する方針です。

 21日から、まん延防止措置の期間に入る東京都では感染状況の警戒レベルを3週連続で引き上げ、最も深刻なレベルにしました。

 国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師:「増加日は約401%。1週間後の1月27日の推計値は4.01倍の一日あたり約1万8266人」

 20日、東京都で確認された新規感染者は8638人。2日続けての過去最多となりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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