【コロナ】紅葉見頃で観光地大盛況も…第8波への不安 箱根の宿“満室”来夏まで予約(2022年11月11日)
紅葉が見ごろを迎えた観光地には外国人が殺到し各地でにぎわいを見せています。来年春まで予約が埋まった温泉宿はある不安を抱えていました。
赤く染まった木々が照らし出されました。行動制限のない“紅葉シーズン”。観光地はにぎわいをみせています。
本格的な紅葉シーズン。列島は赤く染まりつつあります。紅葉スポットは、雑踏事故に対する訓練が行われていました。
三州足助公社・岡村達司社長:「今年は主催者側、紅葉狩りの実行委員側も積極的に関与して少しでも人の流れを作って満員電車状態を回避しようと準備をしている」
“行楽の秋”観光地を支えるのが、言うまでもなく外国人観光客です。
ロシアからの観光客:「これほど赤い景色を見たことはありません」「美しい鳥居と富士山が見えてとても美しいですね」
秋晴れの下、富士山を望む芦ノ湖。まだ紅葉は早いようですが、観光船は海外と見間違うほどの外国人観光客です。
スロバキア、マリオさん:「景色はファンタスティック。天気も良いし、富士山も美しい」
こちらはヨーロッパのスロバキアから来たマリオさん。少しマリオに寄せています。コロナはもう終わった話のようです。
スロバキア、マリオさん:「コロナが終わって、日本が緩和してくれてまた楽しむことができてとてもうれしいです」
こちらもスロバキアから来た男性。望遠レンズで、紅葉を撮っているのかと思いきや…。写真に収められたのは、日本人です。
スロバキアからの観光客:「地元の飾らない人を撮るのが好き」
福岡で、外国人が熱いまなざしを送るのが…。
ドイツ人客:「これは“泳ぐ宝石”です。とにかく美しいの一言です」
色鮮やかな模様。「泳ぐ宝石」と呼ばれるニシキゴイです。福岡県・久留米市の養鯉場。海外輸出向けのオークションが開かれました。
11日一番高かったのは1匹130万円。香港の業者が競り落としました。
ドイツからやってきた男性は、鯉の魅力を語ります。
ドイツ人客:「池に放して眺めるのが楽しいんです。とても平和な時間で日常を忘れられます」
こちらは紅葉がまもなくピークです。埼玉県長瀞では、紅葉まつりが行われています。
観光客:「モミジが多くてどこを撮っても良い画になる」「きれいでびっくりした。空が青いのが余計にね。きょうはたまの命の洗濯」
こちらは国の天然記念物にも指定されている「長瀞岩畳」。特殊な地形を間近に観察できるため、「地球の窓」とも呼ばれる名勝です。
フランス人留学生:「日本はフランスよりカラフルだと思います。赤と黄色が鮮やかですね。フランスはここまで赤くありません」
常夏の国、タイからやってきた親子です。
タイ人観光客:「タイには秋がないのでとても美しいです」「でもとても寒い。タイの2倍寒いわ」
にぎわう温泉宿。来年春も予約が埋まっていました。
外国人観光客は、観光地に今やなくてはならない存在です。
箱根にある宿。11日は15組の予約で満室ですが、うち9組が海外からの客です。
残りの国内の観光客は、ほとんどが旅行支援を利用。
箱根藍瑠・渡辺健支配人:「年内いっぱい満室の予約状況が続いている」
11日、東京都の感染者は、7899人と第8波の入り口に警戒感が高まっています。
斎藤国交大臣:「(Q.旅行支援中断・継続の判断は?)感染状況の動向を見守ったうえで適切に判断していきたい」
海外からの客の予約が8月まで入っている宿。繰り返されてきた規制に、不安を隠せません。
箱根藍瑠・渡辺健支配人:「支援が無くなることによっての行動の変化は考えられる。少し不安に感じる」
海外から来た多くの観光客が、おそらく母国より厳しい感染対策に理解を示しているだけに、思いはなおさらです。
アメリカからの観光客:「みなさん私たちよりマスクを着用していますから。私たちは学びました。規制は規制ですから従うだけです」
箱根藍瑠・渡辺健支配人:「いまこのタイミングで日本に来ている人に関しては日本のルールであったりとかしっかりと理解している方が多い」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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