「命綱が不足し始めている」抗原検査キット不足のおそれ 奈良県医師会が県に調査依頼（2022年1月20日）
奈良県医師会は、新型コロナウイルスへの感染を確認するのに使う抗原検査キットが不足しているおそれがあるとして、県に調査を依頼したと明らかにしました。
奈良県医師会によりますと、１月１９日に県内の医療機関から新型コロナへの感染を判定する「抗原検査キット」が不足しているとの報告があったということです。また一部の検査キットについては出荷調整に入っているとの情報もあるということです。
（奈良県医師会 安東範明会長）
「最大の武器ですよね、命綱です、それが不足し始めている。発熱外来がとまってしまいます、検査キットが無いと」
報告を受けて奈良県医師会は県に調査を依頼したということです。
また医師会は、自宅療養者が増えることを見込み、患者に解熱剤などの薬を多めに渡して症状が悪化した場合などに医療機関に連絡してもらうよう、発熱外来に依頼していると発表しました。
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