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加藤厚労大臣「2週間後に“第7波”超える可能性」 北海道で連日“過去最多”(2022年11月9日)
北海道で9日、新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は9546人でした。8日に続き、2日連続で過去最多を更新。亡くなった方も22人と過去最多で、病床使用率は40%を超えています。
札幌市の発熱外来には患者が殺到していました。医師は、患者との接触を避けるため、電話をつないで診察にあたっています。
患者が増え始めたのは先月下旬のこと。陽性率が突然跳ね上がりました。
あさぶハート・内科クリニックの福島新院長:「それまでも大体40~50%くらいの陽性率だった。そこらへんから一気に7割とか8割に上がった」
9日は患者18人のうち14人が陽性。これまでのところ、全てがオミクロン株による感染だといいます。
あさぶハート・内科クリニックの福島新院長:「発熱外来に非常に負担が集中している現状。ほとんど休憩なしとか。発熱外来の数を増やさないと対応しきれなくなるし、第7波と同様に“発熱難民”がどんどん増えてしまう」
北海道の医療機関のホームページには、診療を制限するとのお知らせも出始めています。
なぜ、北海道だけ、これほどの勢いで増えているのでしょうか。
厚労省アドバイザリーボード・脇田隆字座長:「地域によって、免疫の状況、接触が増えてくることに依存して、各地域ごとの流行の違いができている。気候の影響も北海道はあって、すでに気温が下がってきている。換気がされにくい状況も影響している可能性」
厚生労働省の専門家会議では、全国的にも感染者数や病床使用率、重症者は増加傾向にあり、このまま第8波に入る可能性もあるとしています。
加藤勝信厚労大臣:「仮に現在の増加傾向が前回の感染拡大と同様のスピードで継続した場合、2週間後には前回のピークを超える可能性も想定されている」
9日の東京都で確認された感染者数は9012人。約2カ月ぶりに9000人を超えました。
松野博一官房長官:「この秋以降の感染拡大がオミクロン株と同程度の感染力、病原性の変異株によるものであれば、新たな行動制限は行わず、社会経済活動を維持しながら、感染拡大防止策を講じることを基本的な考え方としている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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