JALグループ会社に業務改善勧告 機体整備が不適切なまま運航(2023年12月23日)
日本航空の国内線で整備責任者が確認をせずに運航をするなどの不適切な作業があったとして、国土交通省が「JALエンジニアリング」に業務改善勧告を出しました。
日本航空などによりますと、9月に羽田発・熊本行きの便で、航空法で定められた運航前の作業の一部を整備責任者の確認をせずに行い、この機体は通常通り運航をしたということです。
整備責任者が離陸後に違反に気がつき管理職に連絡したものの、最終便の到着後に整備をすれば問題ないとして、この機体はそのまま4回の運航をしていました。
さらに、この整備に関する記録が社内のシステムから削除されていたことも明らかになりました。
他にも特定の整備で使用すべき工具を使用していないなどの事案が明らかになっていて、国交省は22日、日本航空のグループ会社「JALエンジニアリング」に業務改善勧告をし、再発防止策を報告するよう求めました。
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