「FIRE卒業」SNSでトレンド入り 投資で生活…甘くない?(2022年11月9日)
そう甘くはないようです。
■「FIRE卒業」SNSでトレンド入りに反響
東海地方在住・30代男性:「転職とかもしたんですけど、どうも合わなくて。やっぱり、自分に合うのは『FIRE』。金銭的に自由になって、好きなことからしながら、生きてくっていうのが合うかなと思って。『FIRE』目指し始めた」
去年の夏に紹介した、経済的に自立し、早期リタイアを目指す新たな生活様式「FIRE」。
働かなくても、投資が生む利益で自由に暮らそうと、2014年ごろにアメリカでブームになり、日本でも2年ほど前から広まっていました。
しかし先週、SNSで「FIRE卒業」という言葉がトレンド入りしました。
ツイッターから:「FIRE卒業って、どういうこと?」「FIRE卒業って、資産運用失敗した人が、再就職するだけなんじゃ」
■投資で“自由な暮らし”…実現は困難か
「FIRE卒業」には大きく2つのパターンがあるとみられています。
1つは、早期リタイアをしたものの、暇を持て余しているパターン。もう1つは、投資計画の破綻です。
今、個人投資家に何が起きているのか。コロナショックから投資を始めたという女性に話を聞きました。
東京都在住・40代女性:「以前はアメリカ株がうなぎ登りでしたが、今年に入ってから株価の下落が激しく、大幅なマイナスになっています」
この女性の口座を見せてもらうと、600万円以上あった資産が半分以下になっていました。
投資による自由な暮らしを実現するのは、簡単ではないようです。
(「グッド!モーニング」2022年11月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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