まるで本物“AIモデル”多くの写真が必要な場面で効果的に…コスト最大70%カット(2022年11月8日)

まるで本物“AIモデル”多くの写真が必要な場面で効果的に…コスト最大70%カット(2022年11月8日)

まるで本物“AIモデル”多くの写真が必要な場面で効果的に…コスト最大70%カット(2022年11月8日)

 AI(人工知能)技術の進歩がアパレル業界をよりクリエイティブにしていきます。

 緑のドレスに身を包んだ女性。シャツを着て爽やかなこの男性も。実はすべて実在の人物ではなく、AIが作り出したモデルです。

 東京・渋谷区の「AI model」社はファッションモデルをAIで作り出し、アパレル企業に提供するサービスを始めました。

 独自に開発したAIシステムが様々な人間の顔の特徴を学習していて、入力した特徴に合ったモデルを生成します。顔や髪形、人種まで自由自在です。

 AI model・谷口大季代表:「AIモデルは、年齢とかの生成を自由にできる。どこどこの(撮影)現場に出るから他ではできないとか、時間とか場所の制約を一気に取っ払える」

 谷口代表によりますと、インターネット販売での商品紹介ページなど多くの写真が必要な場面でAIモデルを効果的に活用できるということです。

 コスト面でも最大70%のカットが見込めるといいます。

 AIモデルの誕生により、人間のモデルが必要なくなるという懸念については、谷口代表は両者の間で業務のすみ分けが進むだろうと話しています。

 AI model・谷口大季代表:「モデルの起用というのは、ライフスタイルに共感したファンなどがいて、人間にしかできないことがある。AIで人間の仕事を取るというよりも、一日に何百着と(商品を)着て、どんどん撮影していくような労働集約的な業務は(AIで)効率化したりすることで、人間にしかできないクリエーティブな仕事をできる未来を創れたらなと思う」

 6月からスタートしたこのサービス。すでに数十社からモデル使用の問い合わせが来ているということです。

 ファッションモデルの世界でもAIが活躍する時代が来ています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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