「医薬品が足りない」・・・寒さとストレスで病人が急増(2022年3月19日)

「医薬品が足りない」・・・寒さとストレスで病人が急増(2022年3月19日)

「医薬品が足りない」・・・寒さとストレスで病人が急増(2022年3月19日)

ウクライナからの避難民を支援するため、国境を接するハンガリーで活動するのは、日本の医療ボランティア団体です。
医療チームのスタッフ
「ここから2~30キロ先で戦闘が起きているなんて考えられないような美しい青空です」
ウクライナからハンガリーへの避難民は、およそ29万人。(3月19日時点)医療チームは、現地の医師らと協力し、国境沿いにある仮設診療所でサポートにあたっています。
NPO法人「TICO」代表理事 吉田修医師
「避難民の方は、長旅の疲れで腰が痛いとか、子供が疲れて頭痛くなったとか、そういう人が多いです。寒いですしねこっちはまだ。夜はマイナス4℃くらいになりますから。」
また、戦禍のウクライナでは、子どもに異変が・・・
ハンガリー在住 医大生 志井田海さん
「ウクライナに住んでいる子どもたちは、肺炎にかかっている。長い距離を移動してきて、肺炎にかかっている人が多いと聞きました」
ウクライナでは、ストレスと寒さで肺炎にかかる子どもが急増し、医薬品不足も深刻な状況で物資の支援が急務だといいます。

宮城県、鳴子温泉。この温泉街の一角、4年前に閉館した旅館を買い取り再開に向け、準備を進めているのは、建設会社の社長、佐々木清志さん。見せてくれた動画に映っているのは、ロシア軍の攻撃で破壊された首都・キエフの町です。
動画の送り主は、この旅館に採用予定のイリーナさん。去年1度来日しましたが、現在は、ウクライナ国内で避難生活を送っています。別の写真に映るイゴールさんも、採用予定の一人。去年結婚したばかりだといいます。彼らを含め、ウクライナ人10人の採用が決まっていました。
避難民の受け入れを支援する 佐々木清志さん
「私も(ウクライナを)7回くらい訪問していますので、雇用する大学の先生とお会いしまして日本語学科キエフ大学のですね。日本語学科の素晴らしい生徒がいるよということで普通に日本語を使えますので、フロント業務とかですね、やってもらいたいなとは思っています。
旅館は去年10月に開業予定でしたが、コロナ禍による資材不足で延期に。そこに入国制限も重なり、さらに追い打ちをかけたのがロシア軍による軍事侵攻でした。
佐々木さんは、できる限り多くの避難民を受け入れたいといいます。
避難民の受け入れを支援する 佐々木清志さん
「ウクライナの方もあちらのニュースを見られる設備にしようかなとは思っています。そうすると日々のニュースがわかるので安心かなといち早く開業して、一人でもウクライナの難民を受け入れたいなという気持ちでいますね、今ね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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