エジプトCOP27開幕 ロシアによるウクライナ侵攻で石炭回帰の動き 脱炭素に試練|TBS NEWS DIG
地球温暖化をめぐって気候変動対策を協議する国連の国際会議=COP27がエジプトで始まりました。
エジプトのシャルム・エル・シェイクで開幕したCOP27には、190を超える国と地域が参加します。去年行われたCOP26では、「世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える」ことをより重視することで合意。
COP27議長 エジプト・シュクリ外相
「損失と損害に対応するための資金調達にむけ新しい議題を盛り込むことで合意したことを歓迎する」
議長国のエジプトは冒頭、歴史的に多くの温室効果ガスを排出してきた先進国と、気候変動による被害を被ってきた途上国を隔てている「損失と損害」の問題に言及しました。
今年、▼パキスタンの大洪水や▼ヨーロッパの記録的な熱波など、気候変動が原因と指摘される異常気象による被害が深刻化する中、今回のCOP27では議論や交渉の先にある計画を実践する動きに繋げられるかが期待されています。
ただ、ロシアによるウクライナ侵攻で世界的にエネルギー価格が高騰し、石炭の利用を拡大させる動きも出てきていて、各国のリーダーが「脱炭素」に向けた対策強化で団結できるかが焦点となります。
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