インド初 “100%太陽光発電の村” 国連事務総長が訪問…生活一変「収入も増えた」(2022年11月4日)
6日からエジプトで、気候変動に関する国際会議が開催される。そうしたなか、インドでは100%太陽光発電で電力を賄う初めての村が誕生した。その全容とは。
■モデラ村 太陽光発電で“全電力”供給
6日から、国連の気候変動に関する国際会議「COP27」がエジプトで開かれる。
その開催を前に今、世界から注目されている村がインドにある。
インド西部にあるモデラ村を訪問したのは、国連のトップ、グテーレス事務総長。
熱烈な歓迎を受けているが、なぜこの村を訪れたのか?
グテーレス事務総長:「深く感謝します。地球を救い、自然と平和を築き、気候変動に打ち勝つという決意に」
太陽神を祭る寺院が有名なモデラ村は、電力をすべて太陽光発電で賄うことができるインド初の村。
政府などが14億円出資して実現した。
モディ首相:「太陽寺院で知られるモデラ村は、太陽エネルギーにおける躍進でも知られるようになるでしょう」
■生活一変「ストレスない」「収入増えた」
この村には、およそ6500人が暮らしているが、生活が劇的に改善されたと住民は話す。
住民:「扇風機をつけたまま眠れるんです。電気代の心配ばかりしていましたが、そのストレスもなくなりました」
村の陶芸家は「より短時間で、多くのものを作ることができるようになりました。手動だった時は力を使い、とても大変でした」と話す。
これまで、村の子どもたちは街灯を頼りに勉強していたが、今では家の中でできるように。
さらに、一般家庭に割り当てられた電気の容量を使い切らなかった場合は、政府が余剰電力を買い取ってくれるという。
住民:「収入も増えたことで、子どもたちをより良い条件で育てられます」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年11月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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