【火球】天気影響? 「今年は当たり年」目撃相次ぐ(2022年11月1日)
光の尾を引きながら、最後に一層輝きを放つ流れ星。その数分後、さらに長い尾を引き、弾けるように輝いた流れ星が。先月29日、神奈川県と静岡県で撮影されたものです。
その翌日にも夜空に光の粒を散らしながら、輝く流れ星が。今度は神奈川県山北町と東京日野市でも。さらに日付が変わって31日も、都内上空を切り裂くように飛ぶ流れ星が。
宇宙のちりが地球の大気に飛び込んで燃え上がり光を放つ流星と、特に明るいものを指す火球。
都内や神奈川などで火球がなぜ相次いだのか。映像を撮影した平塚市博物館の天文担当学芸員に聞くと。
平塚市博物館、天文担当学芸員・藤井大地さん:「これはおうし座南流星群の火球だと思われます。今年の場合は非常に当たり年と言われている」
9月から12月にかけて比較的長い期間見られ、明るい流星「火球」の割合が多いという、おうし座流星群です。
流星群はなぜ発生するのでしょうか。
平塚市博物館、天文担当学芸員・藤井大地さん:「彗星(すいせい)や小惑星が太陽の周りを回っているうちに、砂粒を太陽に近付いた時にばらまいて、少しずつ、何百年、何千年と回り続けると大きなちりの川を作る。そのちりの川と地球がぶつかることで流星群が発生することになる」
関東では、このところ天気が良いため、火球や流星がよく目撃されるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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