韓国雑踏事故 不法増築で道狭く「押せ押せ」の声も(2022年11月1日)

韓国雑踏事故 不法増築で道狭く「押せ押せ」の声も(2022年11月1日)

韓国雑踏事故 不法増築で道狭く「押せ押せ」の声も(2022年11月1日)

 155人が犠牲になった韓国・ソウル・梨泰院(イテウォン)の雑踏事故で、日本人女性2人の遺族が現地に到着し、遺体と対面しました。事故現場から報告です。

 (河村聡記者報告)
 事故現場には尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領や閣僚らが訪れました。
 
 いまだ規制線が張られていますが、その周りには遺族や知人らが足を運び、時折涙を流す人の姿もあります。

 犠牲となった日本人女性2人の遺族は10月31日に韓国に到着し、遺体と対面しました。

 小槌杏さんの遺族は1日、小槌さんが暮らしていた寮を訪問する予定です。

 一方、現場では原因究明の動きが本格化しています。

 すぐそこに見えるピンクの濃い壁、これはホテルの通路として使われていたということですが、これが不法に増築され、道がさらに狭くなったことが被害の一因となったと韓国メディアは伝えています。

 また、当時「押せ押せ」と声を上げる人物がいて、事故を誘発したという証言が出ていますが、この真偽を含め1日も調査が続けられます。

 「予想できた事態だった」「防げた事故だった」という政府や警察の対策不備を指摘する声が上がるなか、政府や警察は原因究明を急ぐ考えです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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