【瞬間】インドの“揺れるつり橋”崩落…重みに耐えきれず？ 141人死亡(2022年11月1日)
先月30日、インド西部のグジャラート州で起きた、つり橋の崩落事故。
崩落する直前の映像を見ると、多くの人が集まっていて、そのうちの1人が両手で橋をつかんで揺らし始めます。
すると、ケーブルが突然切れ、橋にいた人たちは逃げ出す余裕もないまま一斉に、およそ10メートル下の川に投げ出されました。
現地メディアは、この事故で少なくとも141人が死亡したと伝えています。
一夜明けても、現場では何隻ものボートが救助や捜索活動を続けていて、犠牲者はさらに増える恐れがあるということです。
この橋は「揺れる橋」として人気の観光地で、故意に揺らして楽しむ人も多く、半年間の補修工事を終えて、26日に一般の利用が再開されたばかりでした。
ただ、現地メディアによりますと、地元当局から建築基準を満たしていることなどを示す「適合証明書」が、まだ交付されていなかったということです。
事故当時、橋にはおよそ500人がいたとみられ、重みに耐えきれず崩れ落ちた可能性が指摘されています。
（「グッド！モーニング」2022年11月1日放送分より）
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