【“乾燥”に悩む声 】冷え込み強まる中…消毒用アルコールで“悪化”も
27日、関東や北日本を中心に全国200地点以上で最低気温が0℃未満となる「冬日」を観測しました。また、都心では27日の日中の湿度が40%台と乾いた空気になり、“乾燥”に悩む声も聞こえ始めました。
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27日、朝焼けに照らされた神奈川・江の島近くの海岸では、最低気温が8.6℃と今シーズン一番の寒さとなる中、多くの人がサーフィンを楽しんでいました。海から出てきたサーファーからは「ぬれたウエット(スーツ)に北風がきくね」「早く着替えたい。寒いね」との声が聞かれました。
また、宮城・気仙沼港では27日朝、海面から湯気のように“もや”が立つ気嵐(けあらし)が見られました。
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日に日に身に染みる寒さ。27日は、全国的に一段と冷え込みが強まり、206の観測地点で、最低気温0℃未満となる「冬日」となりました。
午前6時半ごろ、東京・品川駅前にいた人たちは――
「寒いっすね。(ズボンの下に)タイツはいていますんで、さすがに」
――2人ともポケットに手を入れていますね
「出せない、朝がとにかく寒いんで」
27日の東京都心の最低気温は8.5℃と、26日からさらに1℃下がり、今シーズン一番の寒い朝となりました。朝は“冬の装い”をしていた街の人ですが、再び、昼間に品川駅前を訪れると、上着を手に腕まくりをして歩く人が見られました。
それもそのはずで、日中は一転して気温が上昇したのです。最高気温が17.7℃と朝より10℃近く暖かくなり、“秋晴れ”となりました。
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27日、多くの女性が口にした“この時期の悩み”が「乾燥」です。
会社員(40代)
「すごい乾燥してますね。会社で使おうと思って、My加湿器を持ってきました」
医療関係(20代)
「(乾燥で手が)カサカサして、痛くなってきて」
27日、都心の日中の湿度は40%台と乾いた空気になりました。都内にあるクリニックでは、先週から乾燥の悩みを相談する患者が急増しているといいます。
神楽坂 肌と爪のクリニック 野田弘ニ郎院長
「手の乾燥・爪が割れてしまう」
女性は爪が薄い人が多いため、乾燥によって割れやすくなるというのです。さらに、長引くコロナ禍で、消毒液のアルコール成分により乾燥が進み、手の肌荒れや爪割れが悪化してしまう人もいるといいます。
神楽坂 肌と爪のクリニック 野田弘ニ郎院長
「手を消毒するようなことが増えてますので、皮膚の乾燥が進むといった症状が多いと思います」
そのため、ハンドクリームを手だけではなく、割れやすい爪の先端部分にもこまめに塗るなど、保湿が重要だということです。
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この先も乾燥する“秋晴れ”が続くのでしょうか。
27日、台風22号が発生しました。今後、徐々に西よりに進み、来月1日には、沖縄の先島諸島に近づく恐れもあります。週前半には沖縄に影響をおよぼす可能性もあり、今後の情報に注意が必要です。
(2022年10月27日放送「news every.」より)
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