【異変】フランス各地で竜巻や突風…名画にスープぶちまけ「地球環境を守る」(2022年10月25日)

【異変】フランス各地で竜巻や突風…名画にスープぶちまけ「地球環境を守る」(2022年10月25日)

【異変】フランス各地で竜巻や突風…名画にスープぶちまけ「地球環境を守る」(2022年10月25日)

 フランス各地で発生した竜巻。突然の風に襲われたカフェでは椅子が吹き飛ばされ、人気の観光地でも風で物が舞い上がり、外に出るのは危険な状態となりました。

 フランスのおしゃれなオープンテラスは一変。倒れた椅子がそのまま風に飛ばされます。さらに教会などの屋根の一部が剥がされ、宙に舞います。

 場所はフランス北部に位置するアミアン。街中に運河が流れ、アミアン大聖堂など古きヨーロッパの面影が残る人気の観光地。

 この街を猛烈な風が襲ったのです。

 男性:「あっという間に風と黒い雲がやってきた」

 フランス北部では竜巻も発生し、地元当局などによれば村の3分の2の建物が損傷し、150人が一時的に避難したといいます。

 世界三大瀑布(ばくふ)といわれる「イグアスの滝」でも異変が…。

 水量が10倍にも増加しているのです。滝の先にあるのは観光客用の遊歩道。よく見ると多くの観光客が行き交ってます。

 濁流が足元まで迫り、ハラハラしそうな映像。

 場所は南アメリカ大陸。ブラジルとアルゼンチンの国境にあるイグアスの滝。

 ちなみに通常の水量の時の映像では、澄み切った青い色と水しぶきによる白い水煙が立ち上り、壮大な景色を奏でています。

 普段なら遊歩道から数メートル下を水は流れています。この光景は一変。茶色く濁り、流れ落ちています。

 水量が10倍に増えた理由はブラジル南部で1週間、大雨が続き、上流の複数のダムが放流したのが原因といいます。

 地元の報道では、自撮りをしようとした男性が手すりに上り、落下したといいます。あまりに水量が多いため現在は捜索できない状況だと伝えています。

 相次ぐ山火事や干ばつ、そして洪水。こうした気候変動が引き起こす問題や何もしない政府に対して「石油を止めろ!」と訴えるグループの過激な活動が立て続けに起こっています。

 14日にはゴッホの「ひまわり」にトマトスープを掛けた「ジャスト・ストップ・オイル」の活動家たち。20日には高級百貨店の前に現れ、オレンジ色のペンキを…。

 女性:「なぜそんなことをするの?」

 男性:「すぐに分かるさ」

 さらに、ろう人形で有名なマダム・タッソーでは、イギリス国王・チャールズ3世の人形にチョコレートケーキをぶつけました。

 JustStopOilによる表明:「これ(抗議活動)は1日だけでなく毎日行われる。政府と、そのジェノサイド(集団殺戮(さつりく))なプロジェクトに反対する行動だ。JSOの支持者たちは、これからも毎日ずっと活動し続ける」

 また、ドイツでも別の環境活動家グループがモネの作品「積みわら」にマッシュポテトを投げ付け、化石燃料の採掘に抗議しました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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