原子力規制委員会の山中委員長「最長60年の運転期間撤廃なら見直す制度はより厳しく」(2022年10月24日)

原子力規制委員会の山中委員長「最長60年の運転期間撤廃なら見直す制度はより厳しく」(2022年10月24日)

原子力規制委員会の山中委員長「最長60年の運転期間撤廃なら見直す制度はより厳しく」(2022年10月24日)

 原子力規制委員会の山中伸介委員長がANNの単独取材に応じ、最長60年とする原発の運転期間が撤廃された場合、規制委が見直す制度は今以上に厳しくなるとの見通しを示しました。

 山中委員長:「設計の古さまで考慮した高経年化の評価というのは、恐らく日本独自のものになろうかと思いますので、制度として厳しくなる方向にいくかなと思っています」

 ANNの単独インタビューのなかで山中委員長は最長60年の運転期間が撤廃された場合、原発の設備の劣化に加えて設計そのものの古さも審査する可能性があるとし、規制は今以上に厳しくなるとの見通しを示しました。

 また、運転開始から30年を超える原発は10年おきに認可することを念頭に制度設計をする考えも明らかにしました。

 一方、根強い反対がある福島第一原発の処理水の処分方法について、必要ならば自ら福島県に行き説明する意向も示しました。
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