【独自】事件の供述調書を紛失… 「指印なし調書」と“容疑者の指印忘れ”「ウソ報告書」作成 警視庁警部を書類送検|TBS NEWS DIG
警視庁の男性警部が容疑者の供述調書を紛失し、部下に対し「ウソの報告書」などを作成させたとして、書類送検されていたことがわかりました。
捜査関係者によりますと、警視庁が証拠偽造の疑いと虚偽有印公文書作成などの疑いで、先月、書類送検したのは、当時、東京湾岸署の刑事組織犯罪対策課長だった50代の男性警部です。
男性警部はある事件の捜査で、容疑者が印鑑の代わりに指紋を残すいわゆる「指印」を押した供述調書1枚を紛失し、今年1月、部下に対し「指印のない調書」と“指印を忘れた”という「ウソの報告書」を作成させたなどの疑いがもたれています。
先月、警視庁がこの2つの書類を東京地検に送った後に情報提供があり、不正が発覚しましたが、「紛失した調書」と「指印のない調書」に書かれた供述内容は同じもので、事件捜査に影響はなかったということです。
警視庁は男性警部に注意を行ったうえ、男性警部からの申し出を受け、警部補へ降格させていて、捜査関係者によりますと、東京地検は不起訴処分としています。
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