メキシコなど複数国 万博から撤退の意向 資材価格の高騰などの影響 独自出展断念する国の増加を懸念
11月末に開幕まで500日となる大阪・関西万博で、独自のパビリオンを出展する予定だったメキシコなど複数の国が撤退する意向を示していることがわかりました。
大阪・関西万博では、60の国が自ら建設費用を負担する「タイプA」という方式でパビリオンを出展する予定でした。関係者によりますと、メキシコなど複数の国が撤退する意向を示しているということで、いずれも新興国や途上国とみられています。
万博の海外パビリオンを巡っては資材価格の高騰などの影響で、すでに4つの国が万博協会が建物を代わりに建設する方式などに変更することを決めています。万博協会はサポートするスタッフを増やすなど調整を続けていますが、今後もタイプAを断念する国が増えることが懸念されています。
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