吉村知事『安全性の確保を優先』「大阪府公館」解体検討 耐震性不足で倒壊の危険性(2022年10月24日)
大規模な地震で倒壊する危険性があるとして、「大阪府公館」の解体を検討していることがわかりました。
「大阪府公館」は1923年(大正12年)に建てられ、歴代の知事の住まいや執務室として使われてきました。しかし、2008年に就任した橋下徹知事(当時)が、公館に住まずに廃止する方針を表明。2016年に一般公開を始めましたが、コロナ禍による感染拡大防止のため、現在は公開の休止が続いています。
府によりますと、建物が老朽化していて大規模地震で倒壊する危険性があり、来館者には職員が同行して安全を確保する必要があったため、解体する方向で検討を始めているということです。
(大阪府 吉村洋文知事)
「耐震性を満たしていない部分について、安全性を確保するということを優先して進めていきたい」
府は公館の機能について別の耐震性のある施設に移すことも検討しています。
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