英トラス首相が辞任表明 英史上最も“短命”(2022年10月21日)
イギリスのトラス首相が突如、辞意を表明しました。在任期間がイギリス史上最も短かった首相となります。
イギリス、トラス首相：「現状では党首選で任された責任を果たすことができないと感じました。そのため私は国王陛下に保守党の党首を辞任することを伝えました」
先月6日に就任したばかりのトラス首相ですが、20日に辞意を表明しました。
大規模な減税政策が歴史的なポンド安などイギリス経済の混乱を招き、辞任を求める圧力に屈した形です。
トラス首相の在任期間は1827年のカニング元首相の119日を抜いて、イギリスの憲政史上、最も短くなります。
与党・保守党は来週中に新しい党首を決定する方針ですが、ジョンソン前首相が党首選出馬に意欲を見せていると報じられています。
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