インドネシアで原因不明の腎疾患 シロップ薬が原因か(2022年10月20日)

インドネシアで原因不明の腎疾患 シロップ薬が原因か(2022年10月20日)

インドネシアで原因不明の腎疾患 シロップ薬が原因か(2022年10月20日)

 インドネシアで腎臓の疾患で死亡する子どもが急増しています。現地当局はシロップ薬が原因の可能性があると指摘し、薬局での販売一時停止などを指示しています。

 インドネシアの保健省は19日、国内の子どもの間で原因不明の腎臓の疾患症状が相次いで報告されていて、今年に入って少なくとも206人が発症、このうち99人が死亡したと明らかにしました。

 この数は8月下旬以降、急増しているということです。

 当局は患者の使っていた薬の調査から原因が子ども用シロップ薬の可能性があるとし、腎臓の疾患との関連を詳しく調査しています。

 また、薬局でのすべてのシロップ薬の販売や医療機関での処方を一時的に停止するよう指示を出しました。

 代わりにカプセル剤や座薬を使うよう呼び掛けています。

 現地の日本大使館も在住の日本人に対し、薬局で購入した子ども用シロップ薬の使用を当面しないように呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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