海上保安庁の無人航空機が運用開始 尖閣諸島などの海洋監視体制の強化で(2022年10月19日)
海上保安庁は緊迫した状態が続く尖閣諸島周辺などの海洋監視体制の強化のため、無人航空機1機を導入して19日から運用を始めました。
近年、尖閣諸島周辺では中国海警局の船舶が日本の領海に頻繁に侵入したり、日本海の漁場「大和堆」で外国の漁船が違法操業をしたりするなど緊迫した状態が続いています。
これらを受けて海上保安庁が導入した無人航空機「シーガーディアン」が19日、初めて自衛隊の八戸航空基地を飛び立ちました。
24時間以上の飛行が可能なことから、海洋での広範囲にわたる監視体制の強化や海難救助、災害時などにも役立つとしています。
機体は全長11.7メートル、幅24メートルで、複数のカメラで撮影した映像をリアルタイムで伝送できるということです。
操縦と整備は外部に委託して来年度以降、複数での運用を予定しています。
画像:海上保安庁
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