熱すぎるサウナ 温度は140℃「命にかかわる…」何者かが引き上げか(2022年10月18日)

熱すぎるサウナ 温度は140℃「命にかかわる…」何者かが引き上げか(2022年10月18日)

熱すぎるサウナ 温度は140℃「命にかかわる…」何者かが引き上げか(2022年10月18日)

140℃のサウナに入った常連客:「外に出てきてフラフラするなと思いながら、結構危なかったのかもしれない」

 それは身の危険を感じる暑さだったといいます。銭湯も客も知らないうちに灼熱(しゃくねつ)となったサウナ。

 その温度は140℃。一般的な日本のサウナより50℃以上も高くなっていました。

 前代未聞の事態が起きたのは滋賀県大津市の銭湯です。14日、常連客がサウナの異変に気がついたといいます。

 都湯・番頭、原俊樹さん:「常連も多くて、番台にいる奥さんに『ちょっと奥さん、きょうなんかすごく熱いよ』みたいなというのを言っている人がいっぱいいるということで」

 故障かと思い、脱衣所に設置されたサウナの制御盤を見ると、男湯と女湯、両方のサウナが140℃に設定されていたそうです。

 都湯・番頭、原俊樹さん:「一瞬真っ白になって『なんでこの数字なんだ』『絶対いたずらだ』と直感で思った。そこを触るのは僕だけで、センサーを触って温度設定を変えるというのは何回も押さないといけないので、普通の人は短い時間ではぱっぱとはできない」

 当時、140℃のサウナに入ったという常連客に話を聞くことができました。

 140℃のサウナに入った常連客:「上の方がサウナって熱くて。手を伸ばすと手がピリピリして。これは危ないやろって感じだった。サウナハットがない人はかがんで入るみたいな感じになってた。あれが初めてだったら多分すぐ飛び出ている」

 「140℃は医学的に見ても危険な温度」だと日本サウナ学会の加藤代表は指摘しています。

 日本サウナ学会・加藤容崇代表:「基本的には皮膚は汗をかいて温度調整しているので、そこまで高温にならないが140℃みたいに極端なところにいくと、肌が薄い所はやけどする可能性がある。やけども度を超えた温度に関しては命に関わる」

 幸い、健康被害を訴える客はいなかったといいます。

 都湯・番頭、原俊樹さん:「ここ(脱衣所)に制御盤があって起こったので、早急に対応して制御盤を移動する。触れないようにするというのは今週中にすぐにやっていく」

 銭湯は警察に被害届を提出したそうです。

 警察は被害が確認できれば捜査を始めるとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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