「国賊」発言で“安倍派”怒り…村上議員 1年間の党役職停止処分に「落とし穴ある」(2022年10月13日)
安倍元総理を「国賊」と表現したとされる自民党・村上誠一郎議員が、1年間の党の役職停止処分となった。村上議員は発言を撤回して謝罪したが、「言った記憶はない」とも語った。
■「財政・金融・外交をぼろぼろにした」とも…
村上元行政改革担当大臣:「発言を撤回し、深くおわび申し上げます。以上であります」
会見開始1分で席を立ち、記者に引き止められた自民党の村上元行革担当大臣。きっかけは、安倍元総理の国葬だ。
村上氏は先月、「国民の半数以上が反対している」として、自民党国会議員で、初めて、国葬を欠席すると表明した。
その際、安倍元総理について「財政・金融・外交をぼろぼろにした」「国賊だ」などと発言したと、一部で報じられた。
これに怒りの声を上げたのが、党内最大派閥の「安倍派」だ。
■村上議員「人生には思わぬ“落とし穴”ある」
12日に開かれた党紀委員会で、村上氏の処分が検討された。結果は…。
自民党・衛藤晟一党紀委員長:「1年間の党の役職停止処分と決定致しました。総裁に対する国賊との発言は、極めて非礼な発言で許しがたいものであるという意見で一致を致しました」
「安倍派」議員:「そのくらいの処分は当然だ。『国賊』なんて言葉は、ちょっと言い過ぎましたで済む話ではない。除名に値すると思っている」
「安倍派」議員:「厳しくないか。やり過ぎだろう。政治家の発言でいちいち処分するなんて、党としてどうなのか」
村上元行革担当大臣:「(Q.(国賊と)言った記憶はない?)まあ正直言って、今でもないです」「(Q.処分には納得している?)納得とかそういうのじゃなくて、きょうはこの処分についての感想を申し上げているのであって、まあ…まあ人生というのは、思いもよらぬあれがあるんだなと。“落とし穴”があるんだなと。そういう感じです」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年10月13日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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