「高校にごめんなさい」男子生徒が犯行直後に憔悴、東大前 受験生刺傷事件
東京大学の前で受験生らが刺された事件で、逮捕された男子生徒が犯行直後、「高校にごめんなさい」などと口にしていたことが、目撃者の証言からわかりました。
おととい、大学入学共通テストの会場になっていた東大の前で受験生ら3人が刺された事件で逮捕された、高校2年の男子生徒(17)は、けさ送検されました。
犯行直後から逮捕までの一部始終を目撃した東大生は、男子生徒の様子について、こう証言しました。
事件を目撃した東大生
「高校にごめんなさいみたいな話を覚えています。自己否定をするような言葉のほうが多かった。何があってここまで追い込まれたんだろうと、悲しい気持ちになって」
目撃した学生によると、男子生徒は憔悴しきった様子で「ごめんなさい」という謝罪や、自分を否定するような言葉を繰り返していたといいます。
男子生徒は名古屋市内の私立高校に通っていて、取り調べに対し「医者になるために東大を目指していたが、成績が上がらず自信を無くしていた」「人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと思った」などと供述しているということです。(17日11:33)
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