ジョコビッチ選手、ビザ取り消し撤回認められずオーストラリアを出国
新型コロナワクチンの接種をめぐりオーストラリア入国を拒否されたテニスのジョコビッチ選手は、ビザ取り消しの撤回を求めた訴えが退けられ、オーストラリアを出国しました。
メルボルンの空港内を歩くジョコビッチ選手。ロイター通信によりますと、日本時間のきのう午後9時前、アラブ首長国連邦のドバイ行きの飛行機で出国しました。オーストラリアの連邦裁判所は16日、新型コロナワクチンの接種免除を認めずビザを取り消した政府の決定を支持し、選手側の不服申し立てを退け、ジョコビッチ選手は国外退去を求められていました。
審理後、ジョコビッチ選手は声明で「裁判所の決定に常に失望している」とした上で、17日に開幕する全豪オープンには「出場できない」と表明。目指していた大会4連覇は不可能になりました。(17日00:47)
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