「同じ場所に行ったけど何もなくて」家族が語った靴発見の“違和感”松戸小1女児不明(2022年10月2日)

「同じ場所に行ったけど何もなくて」家族が語った靴発見の“違和感”松戸小1女児不明(2022年10月2日)

「同じ場所に行ったけど何もなくて」家族が語った靴発見の“違和感”松戸小1女児不明(2022年10月2日)

千葉県松戸市で7歳の女の子が行方不明となり2日で10日目になります。
番組では河川敷で見つかった「靴」に注目。
発見当時どんな状況だったのか、家族の証言から見えてきた詳細をもとに独自に検証しました。

▽川へとつながる「側溝」 靴発見の河川敷に
(佐々木一真アナウンサー)「正午前です。今日も江戸川ではこのようにボートを使っての捜索が行われています」
小学1年生の南朝芽さん(7)が行方不明になってから2度目の週末を迎えました。捜索範囲は対岸にも広がり、120人態勢での捜索が続いています。これまで朝芽さんの手掛かりとして「キックボード」「靴と靴下」「帽子」が発見されており、いずれも見つかった場所は河川敷の周辺です。靴が発見された現場周辺を取材すると、ある特徴が見えてきました
(佐々木一真アナウンサー)「現場近くには随所にこういった深さ1m程の側溝が作られています。もしこの側溝に入ってしまいますと、周囲の目が届かなくなってしまいそうです。そして、この側溝に沿って歩いていきますと、雑木林を歩くよりも比較的簡単に川にたどり着くことが出来そうです」
この河川敷には、川へと繋がる側溝がおよそ100mおきに作られており、側溝を使うことで川まで比較的楽に移動することができます。周辺に住む人は側溝について…
(近隣の住民)「(学校で側溝には)絶対に近づくなって言われているし」
「滑りやすいんですよ土が、足なんか滑らせて落っこちる人もいるんですよ」

朝芽さんはどの様な状況下で靴を脱ぎ、その場を移動したのでしょうか?
番組は取材を続ける中で新たな情報を入手しました。
(佐々木一真アナウンサー)「朝芽さんの家族への取材から靴と靴下が見つかった場所は側溝のすぐ近く、ちょうどこの辺りであったことが新たに分かりました」
側溝のすぐ脇で発見されたという靴。朝芽さんはこの側溝を歩き、川へ向かったのでしょうか?
(佐々木一真アナウンサー)「実際に側溝に入ってみたいと思います。側溝の底、ぬかるんでいますね。このように、水分を非常に多く含んだ土でして、非常に脚をとられて歩きづらいです。さらにこの先、川へと続く道このように草木が生い茂っていまして、ここを裸足で歩くというのはかなり厳しいですね。」

▽「揃えて置かれたような靴と靴下」に違和感
靴と靴下が描かれた絵。これは警察からの写真をもとに、靴が発見された状況を家族が描いたものです。揃えてぽんと置かれたように、右の靴は傾いていて、さらに、靴下は丸まった状態ではなく表向きで揃えて置かれています。これを見て、家族は違和感を持ったといいます。
「さやの脱ぎ方だと、靴下は雑な感じで丸まった状態のはずなのに開いているところとか、普段、脱ぐ靴下を伸ばしているところを見たことがないです。」
そして、家族が一番不可解に感じている点が…
「靴が見つかる前に同じ場所に行ったけど何もなくて、朝4時にも何もなかった場所に、午前10時になってその靴が発見されたので…誰かが置いたんじゃないか…」
強く第三者の存在を主張する家族。
きょう、改めて父親が朝芽さんの無事を願うメッセージ出しました
「どうして、うちの子だったのか。ただ、さやを抱きしめて、『もう大丈夫だよ』と言わせてください。私達は待っています。さやという子が与えてくれていたかけがえのない日常を、どうか返してください。」

10月2日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事